MacとWindows間で起きやすいトラブルで一番多いのはファイルの文字化けです。
MacとWindows間のやりとりの中で正常な状態でデータ渡しが可能なファイルのことを互換性があるデータと表現できます。
逆に、文字化けが起こったり、データが壊れるといったデータは互換性のないデータであると言えます。
互換性のないデータはファイル名が文字化けしていたり、データが壊れているなどのトラブルが発生します。
Mac OS X では、ファイルやフォルダをzip形式に圧縮できる機能が標準でついています。
1. フォルダ名を「Control + クリック」→「~~を圧縮」との順にクリックします。
2. デスクトップに「~~.zip」という圧縮ファイルが作成されます。
特にソフトをインストールしなくてもzipファイルをダブルクリックすれば解凍できます。
この機能はとても便利ですが、この方法で作成されたzipファイルをWindows上で解凍すると日本語が文字化けします。
文字化けを回避するには、半角英数字のみでファイル名をつけるか、別の圧縮ソフトを使う必要があります。
ソフトにはフリーのものもあるので、自分に合ったソフトを探してみるとよいでしょう。
データ名には、Macでは使えてもWindowsでは使用できないもの、Mac・Windowsとも使用できないものなどがあります。
「/」「/」半角、全角スラッシュ
MacOS Xでは「.」から始まる名前のファイルはシステムが使用するための不可視ファイルになっており、finder上からは付けられません。
削除するにはWindowsやMacOS9から行います。
「 / : \* ? ” < > | 」などの文字
「CON、PRN、AUX、NUL、CLOCK$、COM1~9、LPT1~9」(特定のハードウェアを示すので使用できません。)
「.」から始まるファイル名
「.」で終わるファイル名
「半角スペース」で始まるファイル名
「丸付き数字」や「ローマ数字」などの機種依存文字
また、Windows・Macとも大文字・小文字の区別が厳密ではないので、大文字の使用は控えるのが無難です。
MacOS Xでは「.」から始まる名前のファイルは不可視ファイルになっており、見ることができません。
削除するにはWindowsやMacOS9から行います。